当ホームページにおける「ヤマメとサクラマス」の便宜上の定義について

 本来、ヤマメとサクラマスは同種で、ヤマメはサクラマスの幼魚であり、成魚に成長しても幼魚
の象徴であるパーマークを残し、河川に残留し一生を海に下らないもので、「幼型成熟魚」とも
言うらしい。これが居付きヤマメとも言われ雄が多く、北海道の場合は、河川に残留して成熟す
るのは雄に限られるという。一方、サクラマスは春の雪融け増水期に未熟の状態で河川に入り、
秋の産卵期まで長いものでは4〜5ヶ月もの間、川の中で成熟を待つ。サケやカラフトマスは川
の中ではほとんど餌を摂らず、生活期間は1〜2ヶ月と短く産卵場所もサクラマスよりもずっと下
流らしい。サクラマスは、生まれた稚魚が川の中で広範囲に分散し、良い成長と高い生き残りを
実現するため出来るだけ上流に遡って産卵する。普段は水量が乏しい場所も通過できるよう降
雨や雪融けの出水を待って増水時に遡上する習性があるらしい。
 話はそれたが、本当の意味でのサクラマスとは、河川上流域で産卵孵化し、2年目の幼魚時
にスモルト化して海に下り、1年かけてオホーツク海を回遊して、また桜が咲く頃に河川に遡上し
てきたものをいう。

 当ホームページで紹介している釣行記は、釣り場の下流域に幾つかのダムや堰堤があり、海
から遡上して来ることは出来ない地域での釣果の記事である。従って本来のサクラマスは釣るこ
とが出来ない。しかし、ダム湖を海と見立ててそこで回遊している姿かたちは本来のサクラマス
と変わらないものが居る。大きさも最大クラスでは70pを超えるものも居る。そして湖で釣れるヤ
マメは小さくてもほとんどがスモルトだ。この小さいスモルトが湖で成熟し流入河川を遡上するか
どうかは分からないが、遡上するとすればその時はサクラマス(陸封)と言ってもいいのではない
だろうか。しかし、どの大きさ以上が遡上中なのか、あるいは幼魚の回遊中なのか判断がつか
ない。よって、釣行記ではサクラマスになる準備を始めたスモルトをひとまとめにサクラマスと表
現しています。またパーマークが出ているものをヤマメと表現しています。あくまでも当ホームペ
ージ上での便宜的表現です。また、「年次別トラウト釣果表」では、すべてヤマメに集計してい
ます。


参考にさせていただいたサイト様

    http://homepage1.nifty.com/hhmm/index.html


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